こんにちは!
メルボルンで育休移住中のmamaellyです。
オーガニックの粉ミルク、どれにしようか迷ってる?
実は日本国内ではオーガニック製品を取り扱うメーカーが1社もないんだよ…
メルボルンでは多くのブランドから選択ができるオーガニックの粉ミルク。
実際に使っていたブランドを紹介するね!
海外ではスーパーですらカンタンに手に入り、どちらかというと『オーガニックを選択できること』がスタンダードな赤ちゃんの粉ミルク。
なぜオーガニックの粉ミルクなのか?
おススメの3ブランド&日本国内での入手方法をご紹介します!
実際に購入したオーガニック粉ミルクおススメ3選
- 無添加の項目がダントツ1番で安心
Happy Family ORGANICS
(ハッピーファミリーオーガニクス) - 有機農場+牧草育ちの乳牛で栄養価が高い
bubs organic
(バブズオーガニック) - 有機農場+溶けやすいで評判
BELLAMY’S ORGANIC
(ベラミーズオーガニック)
各ウェブサイトへ行くと、はじめに「何より母乳がいちばん、というスタンスであることは理解してね?」というポップアップが表示されます。
粉ミルクを販売する側なのに(笑)
逆に言えばそれだけ商品に自信があるということですね!
上記は実際に次男が飲んでいたオーガニック粉ミルクの中で、日本国内でもオンラインで購入ができるブランドです!
- なぜオーガニックが選ばれるのか
- 粉ミルクの種類と選び方
- オーガニック認証の粉ミルク厳3選と口コミ
- 比較まとめ
世界のママがオーガニックを選ぶワケ
無農薬・有機農法にこだわっていて安心安全
成長ホルモン剤や抗生物質は使わない
オーガニック粉ミルクの1番の特徴は、乳牛の育て方。
成分のメインであるミルクを提供してくれる乳牛には成長ホルモン剤(牛乳の生産量を上げるため)や抗生物質(放牧でなく狭い牛舎における飼育環境での細菌感染を防ぐため)を与えません。
それらがヒトにどう影響を与えるかどうかは結局のところハッキリとは分からないですもんね…
オーガニックを謳う粉ミルクは、そういった化学物質を使わないで育てている乳牛からミルクをもらっているのでとっても安心。
乳牛が生活する場所は安全か
乳牛が生活する(餌を食べる)土地は自然農法で管理されていて、人工的な肥料などは使いません。
また近くの土地で使用される農薬の影響すら及ばないように配慮されている徹底ぶり。
子どものアレルギー発症と化学物質との因果関係もきっちり解明されているわけではないですし、安全な土地で育つ牛さんのミルクが使われているということは大きな安心になります。
乳牛が食べる餌にもこだわりを
オーガニックの認定を受けるためには、乳牛が食べる餌だって遺伝子組み換えではないなど厳しい基準をクリアしなくてはなりません。
国内外では原価を安くするために、遺伝子組み換えの安い飼料を輸入して牛に与えることはめずらしくないようなのです。
母乳では足りなくなってくる赤ちゃんに必要な栄養は、国内外どのメーカーでも研究がなされそして同じような成分が配合がされ横並び、と言っていいと思います。
だからこそ、+安心安全なミルクで作られ無添加であるという認証を受けた『オーガニック粉ミルク』を選びたいということなんでしょうね!
乳牛にミルクをたくさん出させるためにホルモン剤を投与したり、原価を抑えるため遺伝子組み換え資料を与えれば、もちろん消費者には低価格で製品を提供することができます。
実は…
民間会社が国内メーカーに対して食品添加物に関する質問を投げたところ、全ての企業で粉ミルクの素となる乳牛に遺伝子組み換え作物を使用しているとの回答が…!
▶︎厚生労働省回答
時間と手間がかかるからこそオーガニックのものは高くなってしまうけど…
小さな体の赤ちゃんを思うとなるべく安心安全なものを選んでいきたいですし、結果的にオーガニックであることが動物にも地球にも優しいということは知っておきたいですよね。
粉ミルクの種類と選び方
日本
- 雪印メグミルク|ぴゅあ
- 雪印ビーンスターク|すこやかM1
- 森永乳業|E赤ちゃん/はぐくみ
- 和光堂|はいはい
- 江崎グリコ|アイクレオ
- 明治|ほほえみ
上記のように1度は目にしたことがあるブランドずらり!
日本ではメーカーが5〜6社、種類は育児用ミルク(新生児〜1歳)/フォローアップミルク(満9ヶ月くらい〜3歳)/アレルギー対応ミルクと、各メーカーの商品名をカウントすると数が多いですが、分け方はわりとざっくり。
日本国内メーカーの粉ミルクに関しては、厚生労働省が粉ミルクに追加できる栄養成分の基準を定めているので各社で大きな違いはなく、コスパや好みどう選んでもよさそう。
実際、よく分からないし…
出産した産院で用意されていた粉ミルクやオムツのブランド、そのまま続けて使っちゃうよね〜(笑)
ただ残念ながら…
先にもお伝えしたように、国産オーガニックの粉ミルクはひとつもないのが現状です。
オーストラリア
一方、わたしが今生活しているメルボルン/オーストラリアでは、もちろんドラッグストアやスーパーで粉ミルクを買うことができるのですが、その売り場面積がなかなか大きい(笑)
大手スーパー
colesの粉ミルクコーナー!
メーカーの数はオーストラリア国内外10社ほど、育児用ミルクは日本より細かく4段階に分かれています。
月齢に合わせて必要な栄養が配合されている粉ミルク。
缶に1〜4まで数字が大きく書いてあるので、下記を目安に好きなブランドの粉ミルクの番号を取ればOK!
- STEP1|0〜6ヶ月
- STEP2|6〜12ヶ月
- STEP3|1歳〜
- STEP4|2〜3歳
ここへさらに、アレルギー対応ミルクや日本人にはあまり馴染みのないゴート(ヤギ)ミルクまであるので商品の数が多いこと!
どれを買えばいいのー!
と思って眺めていると、ん?『organic』?
オーガニック表記のある粉ミルクに気付くわたし。
育児用の粉ミルクにオーガニック商品があるなんて知らなかった!
知らなかったから探そうとも思わなかったし、調べるいいきっかけになりました。
認証オーガニック粉ミルク厳3選+番外編
実際うちの次男が飲んでいた、おススメのオーガニック粉ミルクがコチラ!
渡豪したてはどれを買えばいいのか本当に迷って(笑)
こちらの保健師さんにも聞いてみました!
HappyBABY ORGANIC(ハッピーベイビーオーガニック)
|アメリカ
アメリカの大手ベビーフードメーカー。
赤ちゃんや幼児そしてママの栄養をサポートするオーガニックにこだわった安心安全な製品を、粉ミルクからベビーフードまで数多く取り扱っています。
食事を提供するボランティアを積極的におこなったり、地球環境を守るためにサステナブルに取り組んだり、「Happy is」の姿勢が素敵な企業です。
粉ミルクはバーモント州の有機牧場で育てられた乳牛のミルクが使われていて、プレバイオティクス、ビタミン、ミネラル成分などは母乳に近づけて配合。
もちろんアメリカの厳しいオーガニック認証を受けていて、さらに使用禁止の運動も起こっている添加物(コーンシロップ:別名「ぶどう糖果糖液糖」など)が不使用なのも大きな特徴です。
GOOD!
- お腹にガスが溜まりにくくて赤ちゃんに負担がない
- 他商品より徹底した無添加で安心
- うんちやおならがくさくならない
- 生後6ヶ月からは鉄分が強化されたStage2がおススメ
NOT GOOD
- 混ぜたときに泡立ちすぎる
- 溶けにくい
- フタを開けたときに鉄分の独特なニオイがする
bubs organic(バブズオーガニック)
|オーストラリア
こちらはオーストラリア発!
子どもの健康な成長を促し、安心安全な子育てをサポートすることを目的に設立されたオーガニックにこだわる企業。
バブズの粉ミルクは、オーストラリアのおとなり自然豊かなニュージーランドの広大な大地で放し飼いされた乳牛のミルクを使いオーストラリア国内で製造されています。
3番目にご紹介するベラミーズと異なるのはミルクをもらう乳牛がグラスフェッド(牧草飼育)であること。(ベラミーズ社は穀物飼育)
どちらもオーガニック製品であることに違いはないのですが、牧草飼育は穀物飼育の乳牛より栄養(オメガ3脂肪酸、ビタミンE、ベータカロチンなど)が豊富とされるため赤ちゃんの成長にメリットがたくさん。
粉ミルクがどこから来たのか、なんと原材料の調達先である農場まで追跡が可能なんだって!
商品が自信があるからこそだよね。
信頼できるし、もちろんオーストラリアのママたちの評価も高いブランド!
GOOD!
- 快便!うんちやおならのニオイが気にならない
- 退院後すぐ使い始めたが赤ちゃんが好んで飲む
- うんちの色が緑色から黄色になった
- 甘い香り
- 肌の調子がいい
NOT GOOD
- 国内メーカーより香りが独特
- 溶けにくい
BELLAMY’S ORGANIC(ベラミーズオーガニック)
|オーストラリア
何よりパッケージの可愛さがピカイチ(笑)
コーポレートカラーの可愛いブルーでスグ分かる、こちらもオーストラリア発の粉ミルクです。
2004年にタスマニア州在住のママ(ドーリー・クライトン・ベラミー)が子ども達にシンプルに安全で栄養価の高いオーガニック食品をと願い設立したベビーフードメーカー。
社名に『オーガニック』が入るほどこだわりを持った企業。
もちろんオールオーストラリアンメイドです!
「なぜオーガニックなのか?」に対してものすごくハッキリと会社としての想いを発信していて本当に信頼できるブランド。
このベラミーズの粉ミルクは現地でもわりと品薄で、店員さんに聞いてもバックヤードにすら在庫がないことが多々あります…
オーストラリアの厳しい品質基準をクリアしながら、なのに溶けやすくて使いやすい!は口コミの通り。
GOOD!
- 溶けにくいと言われるオーガニック製品の中ではいちばん溶かしやすい
- 原材料がとてもシンプル
NOT GOOD
- 原料のミルク以外はオーストラリアのほか、ニュージーランド/アメリカ/ヨーロッパのオーガニックのものが含まれる
- 赤ちゃんによってはガスが溜まる
ベビーフードもおススメ♡
番外編:Aptamil(アプタミル)
|ドイツ?
保健師さんからも「母乳に近い」と聞いて、渡豪して1番はじめに買ったのは、このアプタミル。
オーガニック認証は受けていない粉ミルクなのですが、日本より厳しい検査基準をクリアしていると言われています。
母乳の研究を50年以上続け「母乳にいちばん近い粉ミルク」を提供し続けてきた歴史あるドイツの老舗ブランド。
な、はずなんですが…
現在は、オランダが本社のNutricia(ニュートリシア)社(乳幼児向け栄養食を扱う関連会社でヨーグルトで有名なダノングループ:本社パリ)が製品を取り扱っているようです。
混乱(笑)
ヨーロッパでは知名度のある有名ブランドですが、検索するとパッケージが欧州と豪州で違くて、日本国内で通販すると買えるのは欧州の粉ミルクがほとんど。
そしてここオーストラリアでこ購入できるのは『made in New Zealand』
パッケージを見るとNutricia Australia社の表記があるので、支社があり製品はニュージーランドで製造されているんですね!
単純にドイツから輸入しているのかと思ったら、ニュージーランド産。笑
欧州パッケージは『made in…』どこになっているのでしょうか?
ご存知の方、ご連絡ください〜!笑
ちなみに個人輸入代行など通販で買えるものを見に行くと、『原産国:ドイツ、発送国:イギリス』とかなんですよね。
調べてみると欧州で販売されている粉ミルクは、2018年にレシピが変更になったあと、因果関係の真偽は分かりませんが一部の赤ちゃんに健康被害が出ているニュースがあってびっくり。
それを受けたこともあり、2020年には欧州豪州ともに新しいパッケージにリニューアル、製品管理をきちんと行えるように工場から出荷されて私たちの手元に届くまでをパッケージのQRコードで追跡できるようなシステムをフランス/ドイツ/オーストラリア/ニュージーランドで導入する、というニュースが出ていました。
オーガニック認証は受けていないものの母乳について長く研究してきた老舗ブランドですし、放射能数値をはじめ日本より厳しいヨーロッパの食品安全基準を通っているのだから安心して赤ちゃんへ用意してあげたいですよね。
最近では日本でも買えるようになった液体ミルクの大手ブランドでもあり、リニューアル後の動向が気になります。
GOOD!
- 粉ミルクのシェアは世界トップクラス
- 母乳研究の歴史がある
- ヨーロッパの食品安全基準に合格していて安心
- アレルギー対応ミルクがあるので嬉しい
- 液体ミルク大手
NOT GOOD
- オーガニック認証は受けていない
- 豪州と欧州で製品が違う?
- 原料や工場の詳細が不明でよく分からない
- ウェブサイトが分かりづらい
粉ミルク比較まとめ
おススメ3ブランド! | 1位 | 2位 | 3位 |
粉ミルクブランド | ハッピーベイビー | バブズ | ベラミーズ |
原産国 | アメリカ | ニュージーランド | オーストラリア |
遺伝子組換え飼料 | なし | なし | なし |
成長ホルモン剤 抗生物質の投与 |
なし | なし | なし |
オーガニック認証 |
USDA QAI |
NASAA ACO INC |
NASAA ACO |
アレルギー対応ミルク |
△ 敏感な赤ちゃん用あり |
△ ゴートミルクあり |
△ ゴートミルクあり |
内容量 | 約600g | 800g | 900g |
価格 | 約4000円 | 4990円 | 4990円 |
販売元 | iHerb | エミューズ | エミューズ |
入手のしやすさ | ◎ | ◎ |
△ 在庫少なめ |
QRコード追跡 | あり | なし |
あり |
検討したいブランド | 4位 | 参考 |
粉ミルクブランド | アプタミル | 国内メーカー |
原産国 | ニュージーランド | 日本 |
遺伝子組換え飼料 | 不明 | あり |
成長ホルモン剤 抗生物質の投与 |
不明 | 可能性あり |
オーガニック認証 |
青色:なし (食品検査は日本より厳しい) 緑色:AQ |
なし |
アレルギー対応ミルク | 白色:あり | あり |
内容量(大缶) | 900g | 800g前後 |
価格 | 約2500円〜 | 約2500円 |
販売元 | ニュージーランド産はなし | 国内ならどこでも |
入手のしやすさ | ✖️ | ◎ |
QRコード追跡 | 2020〜あり | なし |
どこで買える?
ここにあげた以外にも有名なオーガニック粉ミルクブランドはたくさんあるのですが、オーストラリアで購入できるブランドの中から納得して選び、今まさに飲ませていていいなと思える安心な粉ミルクをご紹介しました!
上位3ブランドは次男にとってはどれも僅差だったのですが、コーンシロップなどが添加されていないというところで『HappyBABY』をいちばんのおススメに。
Amazonなどでも購入できるようですが、発送元がよく分からなくてちょっと不安。
1番上位にあげた『HappyBABY』を試すなら『iHerb』というECサイトが安心です!
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この機会にオーガニック粉ミルクを試してみてくださいね!