こんにちは!
メルボルンで育休移住中のmamaellyです。
育休移住するタイミングや期間はどうする?
どうやって決めていけばいいんだろう?
育休って原則、子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで。
妊娠中から考えておかないと出産後すぐに動くことができません。
満身創痍だもの!
勤め先によっては2〜3年の休業取得が可能なこともありますが、育休移住する期間って実は1年もないんです。
(育児休業給付金の支給が終わる2年目以降無収入で生活はできないですし…)
- 移住期間はどうやって決めるか
- 決め方のフロー
育休移住期間の決め方
育休移住してみたいと決めたとき、その期間をどれくらいにするか決めなくてはなりません。(資金の見通しを立てるためにも!)
これって本当にそれぞれだと思います。
国内を短期間で転々と動くのもいいし、国内の離島で1年だったり。
海外へ2〜3ヶ月だけとか、1年きっちり同じところまたは会社によっては3年取れたりするのでここぞと世界一周だったり!
『育休移住』といってもそれをどこにするか、どれくらいの期間にするかというところは、パパとママが一緒に行けるのか休職手当以外の資金の有無、それぞれの家庭の生活スタイルによって千差万別です。
- パパママダブル育休で1年海外へ
- ママと赤ちゃんだけで短期の語学留学?
- どちらかがリモートワークしながら離島で3ヶ月
とかね。
育休移住期間を決定する流れ
育児休業の取得期間を決める
育休は育児・介護休業法で定められた被雇用者の権利です!
同じ会社で1年以上雇用されていれば取得可能な育児休業。
育休は原則、対象となる子が1歳の誕生日を迎える前日までであり、申請をすることで1歳6ヶ月まで、再申請で2歳の誕生日前日までと延長することができますよね。
1歳を超えて育休を延長するためには例えば、保育園の空きがなくて入所できない、配偶者の病気や離婚などで育児が困難であるというような理由が必要となります。
ただこちらは勤める企業によっていろいろで、3歳まで取得できたりすることも。
育休を取得しようと思ったそのときにその1年(正確には産後8週間は産後休暇なので出産後のママの身体をちゃんと休ませることも大事!)をどう取るか、勤め先の育休制度にどのようなものがあって何年取得するかを考えておくといいです。もちろんパパもね!
/ノーマルにいけば移住できる期間は1年ぴったりではないということ\
入ってくるおおよその手当を計算する
育休の取得期間を決めたら、支給される出産に係るおおよその手当金を計算することができます。
|出産育児一時金
加入している健康保険や国民健康保険から支払われるお金。
子1人につき42万円の支給。
専業主婦やフリーランスも対象。
:ほぼ出産費用に消えるか地域によっては足りません!
(かかる費用は人それぞれなのでもっと柔軟に対応できないのかな…ってグチ。笑)
|出産手当金(ママだけ)
出産手当金の受給対象者は、自身が勤務先の健康保険に加入しているママ。
夫の扶養に入っている場合や、国民健康保険に入っているフリーランスは対象外。
出産日以前42日~出産日の翌日以降56日の間に休んだ日数分だけ、標準報酬日額の3分の2に相当する金額が支給。
:私は月収が変動するので、ほんっとややこしい。
|育児休業給付金(育休取得するパパママ両方)
『満1歳未満の子に対する育休中の人』に支給される手当。雇用保険に入っているパパとママが対象。
休業開始前の2年間に、勤務日数が11日以上の月が12ヶ月以上あることが条件。
:育休開始から180日は月給の67%、その後は月給の50%が支給されます。
育児休業と同じく申請により最大2歳まで給付が延長可能。
\参考|社会保険労務士法人アールワン/
もともと預貯金に余裕があれば悩むこともないのですが(笑)
私たちはこれら手当の中でなるべく収まるように移住の資金計画を立てていました。
机上のナントやらではありますが、手当の中だけでどれだけ生活できるかを考えておくことは、夫婦で育休取得する場合には定期収入が減る生活を送ることになるのでとても大切です。
移住先の候補をあげる
移住生活の運転資金にできる金額が分かれば、移住先の候補が定まってきます。
国内にするか。海外にするか。
海外の場合、やはりアジア圏では物価が安く手当を貯蓄に回せる余裕すらあるかもしれないし、欧米豪州などは物価が高く手当では足りなくなるかも。
まずは住んでみたい地域や国をいくつか出してみて、そこで赤ちゃんと生活していけるか想像してみたり、それぞれの物価や生活環境をリサーチしてみることをおススメします。
移住先のおおよその生活費などをシミュレーションする
移住先が絞れてきたらリサーチした情報をもとに渡航費/海外ならビザ代/生活費/その他かかると想定されるものの費用を出してみます。
資金がなければ生活もできないので、かかる費用の見当がつけば移住できる期間も決まってきます。
移住先の希望を優先して短期間にするのか
資金の中で長く滞在できるよう物価の安い移住先にするのか
何を最優先とするかはこれも人それぞれ。
ビザなどによる滞在可能期間を調べる
もし海外へ移住を決めたのであれば問題はビザ。
日本パスポートの信頼度って本当に高くて、ほとんどの国はビザなしで『観光』ができちゃうこれってとってもありがたいことですよね〜
だけど観光目的の滞在で許される滞在期間って3ヶ月程度。
たとえば数年の海外赴任に帯同する、とかだと目的が仕事なので会社が適切なビザを用意してくれたりすると思うのですが、『育休移住』で入国するのってほとんどが『観光ビザ』で、となると思うんです。
移住希望先が海外であればビザが必要か、取得できるビザの種類、ビザの有効期間、3ヶ月ごとにいったん出国して再入国するなど、移住できる期間や手段を確認しましょう。
きょうだいの幼稚園や保育園(習いごと)などをどうするか考える
育休取得対象の子以外にすでにきょうだいがいて、幼稚園や保育園または小学校などに通園通学している場合は、それらをどうするかを考えます。
移住期間中にそれぞれがどういったタイミングか、どのようなイベントがあるのかを確認して休園するのか退園するのか習いごとは辞めるのかお休みするのかを考え、帰国なり移住先から戻るタイミングを決定します。
\うちはこんなタイミングでこうしました/
移住をスタートするタイミング
最後に。
産後まもないママの身体は全治数ヶ月の重症と例えられるほどのダメージを受けています。
妊娠中から立ててきた移住計画ですが、いちばん大事なのは出産を終えたママや産まれたばかりの赤ちゃんの体調。
私は産後2ヶ月ほどでの移住でしたが、もっと赤ちゃんの成長を待ってもいいだろうし立ててきた計画と産後の家族の様子をすり合わせながら、ベストなタイミングを探せたらいいのではないかと思います!
- 育児休業期間を決める
- 収入源となる手当を計算する
- できれば手当で生活できるエリアを探す
- 移住スタートのタイミングは産後次第
できるだけ具体的にイメージして、資金計画を立てることが移住期間の決定には大事なんだね!
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